キャンセルポリシーって何?
おうちネイルサロンをしていく上で準備を忘れがちなキャンセルポリシーについてお話ししていきます。
「キャンセルポリシー」と聞くと、少し固い印象があるかもしれませんが、簡単に言えば、「予約キャンセルや変更に関するルール」です。
お客様とサロンの「お約束ごと」と考えると分かりやすいですね。お互いが気持ちよく、スムーズにやりとりできるように、あらかじめルールを決めておくと安心です。
キャンセルポリシーがなぜ大切なの?
おうちサロンを始めると、最初は「せっかく予約してくれたから…」と気軽に対応しがちですが、実はキャンセルや急な予約変更が意外と多くて驚くかもしれません。
キャンセルポリシーは、あなたの時間とお客様の信頼を守るために、すごく役立つものです。では、キャンセルポリシーが必要な理由をもう少し深掘りしてみましょう。
1.時間を大切にするため
施術のために準備した時間や材料を無駄にしないため、キャンセルポリシーでお互いのスケジュールをしっかり守れるようにします。お客様も、このポリシーを知っていると予約に対する意識が変わり、キャンセルや変更を事前に知らせてくれやすくなります。
2.サロンの運営を安定させるため
キャンセルが頻繁にあると、収入にも影響が出ますよね。特に、ギリギリのキャンセルが続くと、一日のスケジュールが大きく崩れてしまいます。ポリシーでキャンセル料を設定しておくことで、「急な変更はできるだけ避けよう」という意識が生まれ、お互いに気持ちよくサロンを利用できるようになります。
3.信頼を築くため
「事前にちゃんと約束しておく」というのは、ビジネスをする上でも大切なことです。しっかりとキャンセルポリシーを決め、説明することで、お客様も「きちんとしたサロンなんだな」と安心してくれます。
キャンセルポリシーの作り方ガイド
キャンセルポリシーは、初めて作るとなると少し難しそうに思えますが、実はシンプルなルールを決めるだけで大丈夫です。ここでは、初心者でもわかりやすい、基本の作り方を紹介します。
1.キャンセルの締め切りを決める
「いつまでなら無料でキャンセルできるか」を明確にしておくと安心です。一般的には「2日前までは無料、それ以降はキャンセル料が発生」などの形にすることが多いです。
2.キャンセル料の設定
当日のキャンセルや、無断キャンセルにはキャンセル料を設定しておくと、キャンセルが減る効果が期待できます。例えば「当日のキャンセルは施術料金の50%」「無断キャンセルは100%」など、段階を分けて設定するとわかりやすくなります。
3.予約の変更にもルールを
キャンセルだけでなく、予約日時の変更についても明記しておくと、よりスムーズに対応できます。変更を希望する場合も、「2日前までにご連絡ください」といったルールを加えておくと、お客様もスケジュールの調整がしやすくなります。
4.特別な理由に関する例外
急な体調不良や天災など、避けられない理由がある場合には、柔軟に対応できることをポリシーに記載しておくと、お客様も安心です。例えば「急病や悪天候によるキャンセルについては、個別にご相談ください」と一言添えると親切です。
5.ポリシーをお客様にしっかり伝える
ポリシーを決めたら、予約が確定した時に、LINEやメールでお客様に伝えておくと安心です。「予約内容と一緒にポリシーの確認をお願いします」といった形で伝えると、しっかり読んでもらいやすくなります。
実際に使えるキャンセルポリシーの例
実際のキャンセルポリシーの例として、シンプルで分かりやすいものを用意しておくと、お客様にとっても親切です。以下のような例文を使ってみてください。
キャンセルポリシー
ご予約のキャンセル・変更については、以下のルールをお願いしております。
- 2日前までのキャンセル・変更:無料
- 前日キャンセル:施術料金の50%を頂戴します
- 当日キャンセル・無断キャンセル:施術料金の100%を頂戴します
※急な体調不良や悪天候の場合はご相談ください。
お互いに気持ちよくお取引いただけるよう、ご理解とご協力をお願い申し上げます。
https://www.instagram.com/fabulous_nagasaki
↑↑↑fabulousのインスタより
ハイライトの【ご来店前に】を参考にしてみてくださいね
ポリシーを実施してお互いが気持ちよく
キャンセルポリシーをしっかり決めて実施することで、「時間が守られる」「トラブルが減る」などの効果を感じられるはずです。ルールを守ることは信頼につながり、お客様にとっても「ここは安心できるサロンだな」と感じてもらえる大切なポイントです。
少しずつ運用していくうちに、さらにあなたらしいポリシーが出来上がっていくと思いますよ。