経営者としてまずやるべきことは「お金の管理」
まずは基本の「お金の管理」から始めてみましょう。
フリーランスや自宅サロンを経営する上で欠かせないのが「お金の管理」です。私生活でも同じですが、今どれくらいのお金が入ってきて、どれくらい出ていっているのかをしっかり把握することが大事です。ダイエットと一緒で、自分の体重、理想の体重が分からないと何をしていいのかわからない!
管理ってとても大事なんです!
多くの人が「稼ぐ」ことだけに集中しがちですが、経営者としては「支出を減らす」「収入を増やす」「お金をうまく運用する」という3つの柱をバランスよく考えていきましょう。以下にそれぞれのポイントを具体的にご紹介します。
1. 支出を減らす~経費のムダをチェックする
まずやるべきなのは、サロン経営にかかる支出の見直しです。「経費」は必要な部分もありますが、意外と見直すとムダが多く含まれているもの。たとえば、仕入れ費用や広告費の使い方は本当に効果的か、サロンで必要ないものがあれば削減できるかなど、細かいところをチェックするだけで支出を抑えられます。
こうした小さな支出の見直しが積もり積もって、経営を楽にしてくれる大きな要素になるんです。支出を減らすことで「少ない売上でも黒字」という健全な経営を実現しやすくなります。
2. 収入を増やす~サービスの質を上げ、お客様の信頼を得る
収入を増やすためには、技術を高めるだけではなく、お客様が「また来たい」と思うサービスを提供することが必要です。サービスの質が高ければ、お客様は自然とリピートしてくれるようになりますし、そこから口コミで新しいお客様も増えていきます。
一度ご来店いただいたお客様にリピーターになってもらうことは、集客にも大きく貢献します。自分の強みを活かしつつ、顧客のニーズに応えることで、長く安定した収入源を確保することができます。
3. お金を運用する~まずは「自己投資」から始める
お金を運用するというと難しく聞こえるかもしれませんが、最初のステップは「自己投資」。技術を磨くためのセミナーに参加したり、経営の勉強をすることが、将来的な収入増加に繋がります。自分にしっかり投資できれば、お客様に提供できるサービスの幅が広がり、長期的に自分もお客様も満足できるサロンを築けるんです。
また、勉強を通して知識を増やすと、効率よく働けるようになり、結果的に働く時間を減らして収入を増やすことも可能です。少しずつでもいいので、自己投資を続けることが将来の「自分の強み」になると思ってみてください。
4. お金を守る~青色申告やふるさと納税を活用する
稼いだお金をしっかり守るのも経営者の大切なスキルです。例えば、「青色申告」には控除があり、一定の条件を満たせばかなりの節税効果があります。また、節税対策として「ふるさと納税」や「小規模企業共済」に加入するのもおすすめ。これらは税負担を軽減しながら、将来的に必要なお金を備えることにもなります。
「必死に稼いでも税金にとられてしまうのなら…」と、なんとなくで働いていた時期がありました。ですが、それでは「新しいチャレンジをするための資金」も溜まりにくく、結局いつもの日常に流されがちで、やりがいも減ってしまうことに気づきました。
学んで、役に立つことを増やすことで収入が安定し、楽しい生活ができる
私自身、お金のことを学び、きちんとした仕組みを作り、人の役に立つために働けるようになったことで、生活がすごく充実してきた経験があります。こうしてしっかりとお金の管理ができていると、「次はこんなことにも挑戦しよう」「もっと多くの人に喜ばれるサービスを提供しよう」と、どんどん前向きな気持ちになれるんです。
目先の収入に追われるだけではなく、社会に貢献しながら長く働ける基盤を作りましょう。それが「自分のやりたい仕事を続ける」ことにも繋がり、未来の可能性を広げてくれる大切な一歩になります。
まずは基本の「お金の管理」から始めてみてください。それをしっかりできると、経営が安定し、日々の仕事がもっと楽しく、充実したものになっていきますよ。