外から見えるところだけ真似てもダメ
お店の価格どうしてる?との質問があったので
今回はそのお話をしていきます。
知り合いになってくるとメニューの書き方や価格設定マネしていい?
と言ってもらえることがありますが、今では
「どうぞ!!!自由にお使いください」とお伝えしています。
正直、昔は嫌だなとか思ってましたが、
コロナ時期に星野リゾートの星野佳路さんの講演を
受けてたこともあり、点と点でつながった気がしたからです。
ネイリスト人生15年
ネイルサロン経営8年も経営していると
いろんな経験を積むことができます。
差のない商品が世の中に溢れていて
差のない商品がどれも良くなってきて
質で差をつけるのは難しくなってきました。
うわべだけ真似てもムダ。本質を見ないとダメなんだと!
だからいくら真似されても大丈夫と思ってきました。
星野さんがおっしゃってたのが
一方を選択すれば
他方を犠牲にせざるおえない選択は真似されやすく
1つ1つを真似することに犠牲が生じるが
1つ1つを真似したときの効果は
全部を真似したときの効果に勝てない
全部を真似するか
全部を真似しないかを競合に迫れ
fabulousでもそんな仕組みにしていこうと
考えられています!
”あのサロンがあんなサービスをはじめたらしいから、
うちでもやってみよう”って真似したがるケースがよくあります。
典型的な例で、
fabulousでやってるアート2本、アート4本などの
アートセットのメニューなどです。
他にもネイルサロンでも同じで
あのサロンがこんなメニューにしてヒットしてるらしいから、
うちでもやるう・・・みたいな(笑)
外から見えるところ、つまりうわべだけ見て真似るのは、
うまくいかないことが多いので注意しましょう!
なぜなら、
そもそものお客さんの層が違いますし
サービスにかけられる予算が違います。
だからコストが合わないだとか、
継続できないケースが出てくることが多いです。
お客さまそうが明確でコストもそれなりにかけられたりするので
やはりちゃんと考えられたものにしています。
fabulousではコース料理のように
説明しながら、今日の気分に合わせて
提案していくスタイルです。ほぼお任せ状態!
先ほどのアートセットプランを真似るというのも、
準備された中から選ぶのではなく、
そのときのお客様の気分や状況によって
アートの配置や色味調整、質感
提案などもしっかりして行ってます。
そもそもお客さまに似合うものを提案ができない人が
アートプランメニューを真似したところで、
アートって言ってもどのアートまでがいいの?と
また頭を使うことになりうまくいくいかなくなります。
まずはそれよりも、来ていただきたいお客さま像をはっきりさせ、
自店でそのお客さまの為にできること、喜んでいただけることは何か?
をとことん考えるべきです。
お客さま像をはっきりできないのであれば、
今まで来ていただいたお客様のデータから、
一番ボリュームの多い層をお客さま像にすればいいです。
他社ばかり見ないで、お客さまのほうを見ましょう