スクールをする理由
わたし自信成長し続けることが好きです。
だからこそ、技術を「教える」ことによって「学べる」
ことを選びました。
インプットの循環が未来の利益につながります。
fabulousの営業日を短縮したもう一つの理由は、
私が「伝える使命」をより強く感じるようになったからです。
駅ビルのネイルサロン
ウエディング会社のネイル
美容室に入っているトータルビューティーサロンのネイル
などの勤務と個人店経営(現在9年目)の経験があり、
そのノウハウを広く伝えていきたいと感じました。
自分の店のスタッフに教えるだけでは人数に限度がありますが
私が店の外に出て、求められる場所へと出向けば、
伝えられる範囲はグッと広がります。
”より美しく、世の中に喜ばれるネイルを作れて、
誇りを持って仕事を楽しめるプロフェッショナルを増やすぞ!”
これが、今の私の使命です。
たまに「ラクして儲かるからいいですね」という
視線を感じるときがあるのですが、
おそらくみなさんが持たれるイメージと
私の実情は違うと思います。
講師としての収入は指導料になりますが、
それもみなさんが思っているような
大きな金額はいただいていません。
この話をするとたいてい、
「なぜ独自のノウハウを教えているのに、
継続的な収入につながる契約をしないの?」
と不思議がられます。
しかし、単純に興味がないのです。
あくまで私の目的は、
「美しいネイルの作り手を増やして、
各地のみなさんに笑顔になってもらうこと」
その目的のために自分にお金が入ると、
かえって気持ちが悪いのです。
むしろ私がいただく報酬は、お金ではなく
「出会い」や「学び」だと思っています。
同じネイル業界の中で一生懸命がんばろうとする経営者に出会い、
そこで働くみなさんに対してネイルを教える時間は、
私自身にとっても貴重な学びのなのです。
「なるほど。こういうところに技術的な悩みを抱えているんだな」
「最近のお店では、こんな課題が増えているのか」
「こんな特徴のある地域では、こういうお客さんが多いようだ」
そんな気づきによって、
私自身のネイリストとしての技術がまた磨かれていくのです。
「教える」を通じて、「学べる」
この報酬によって、
私のお店の美しさもブラッシュアップしていくはずです。
結果的に、将来の売上を伸ばす投資にもなっていると感じています。
外で学んできたことを、またネイルに還元する
ちなみに、営業短縮によって休んでる訳ではありません。
空いた4日間を使って、
自分の成長につながる体験をどんどんしていくことを意識してます。
感性を磨くために旅をするし、
ボランティアでほかの店でネイリストの仕事を手伝い
勉強してスキルを磨いたりするのです。
お店に縛られずに、外に心を開いて新鮮な学びを得て、
また、美しいネイルづくりに還元していく。
そんなサイクルを生み出すことこそ、
健全な経営のあり方なのではないでしょうか。