ネイルサロンの青色申告承認申請の書き方【個人事業主ネイリスト】
前回の開業届の書き方につづき、今回はネイルサロン・ネイリストの青色申告承認申請書について、画像つきでわかりやすく解説します。
青色申告承認申請書の入手方法は
開業届は、国税庁のホームページからダウンロードできますし、
直接最寄りの税務署にいってももうらことができます。
ネイルサロンの青色申告承認申請書の書き方
それでは早速記入していきましょう!
控え用の画像を使って解説していますが、提出用・控え用でどちらも書くことはどちらも一緒です。
まずは左上の赤丸の部分から。
__税務署長 __年__月__日提出
「 ___税務署長 」欄は、提出する税務署の名前をかきます。
自宅がある住所を管轄する税務署になります
国税庁のホームページなどで確認しましょう。
「 年月日 」には、提出する日の日付をかきます。
提出する日が決まっていない場合は、あけておいて直前に記入しましょう◎
続いて右上の欄です。
納税地
「 〇住所地・〇居所地・〇事業所等 」の住所地にチェックをつけます。
そして自宅の住所と、連絡のとれる電話番号(電話番号は携帯でもOK)をここに記入しましょう。
上記以外の住所地・事業所等
自宅のほかに、物件やテナントを借りてネイルサロンを開業する方は、ここに物件の住所・電話番号を書きます。
専用の電話番号がなかったり、まだ番号を取得していない場合、未記入でかまいません。
先ほど記入した自宅でネイルサロンを開業する場合も、未記入で大丈夫です。
氏名・印鑑・生年月日
自身の氏名・フリガナ・生年月日を記入し、印鑑を押します。
職業・屋号
「 職業 」はネイリスト、ネイルサロン、ネイルスクールなど、ネイルをやることがわかれば大丈夫です。
「 屋号 」は、ネイルサロンの場合、サロンの名前を書くことがおおいです。
もちろん、自分で好きに決めてOKです。
まだ決まっていない場合や、シェアサロン内などでサロン名を持たずに営業する場合は、未記入でかまいません。
続いて、真ん中から下にいきましょう。
〇年分以降の所得税の申告は~…
申告をはじめる年度を記入します。
今年の分から申請をする場合は今年を、記入しているのが1月や2月で、前年度の分から申請したい場合は昨年を記入します。
1 事業所または所得の〜…
複数の店舗がある場合などに「〇〇支店」「〇〇出張所」などその名称や所在地、電話番号などを書きます。
1つしかない場合、空欄で構いません。
2 所得の種類
ネイルサロンを開業する方で、不動産や山林の所得がなければ「 事業所得 」の〇にチェックをしてください。
3 いままでに青色申告〜…
今まで青色申告承認の取り消しを受けた事があったり、承認の取りやめがなければ「 無 」にチェックでOKです。
4 本年1月16日以後〜…
新しく個人事業主になる場合、ここに開業日を記入します。
今までも事業をやっていた場合は空欄で構いません。
5 相続による事業〜…
誰かから相続を受けたのではなく、新しく自分でネイルサロンを開業する場合「 無 」にチェックを入れます。
6 その他参考事項
(1) 確定申告の簿記の方法を選びます。
青色申告をして最大65万の控除を受けたい場合、「 複式簿記 」にチェックをいれます。
10万円の控除でいいというかたは「 簡易簿記 」にチェックしてください。
(2) つける帳簿の種類を選びます。
青色申告=複式簿記にする場合は「 現金出納帳・売掛長・買掛帳・経費帳・固定資産台帳・預金出納帳・総勘定元帳・仕訳帳 」に〇をつけます。
白色申告=簡易簿記の場合には「 現金出納帳 」にのみ〇をつけてください。
あとは空欄でOKです!お疲れ様でした◎
青色申告承認申請書はいつまでに提出するのか
新規で個人事業主として開業したばあい、開業した日から2ヶ月以内に提出します。
税務署にいくのが面倒、という人は、freee(フリー)という会計ソフトを使えば、自宅からでもかんたんに提出ができます。
確定申告時にも役立つソフトなので、freee(フリー)で提出するのもおすすめです。